Workplaces

　水ing株式会社様は、日本の水インフラのパイオニアとして人々の暮らしや環境を支えてこられました。水処理に関わるプラントの設計、施工、また各種技術開発など、専門性の高い業務が多いのが特徴で、事前アンケートではコロナ禍のリモートワークでも業務自体には不自由がないという結果が出ました。しかし、個人の集中業務には支障ないものの、組織としての一体感が薄れるような危機感が高まる中、オフィスに出社する意義について改めて考え直し、社員同士のコミュニケーションからうまれる気付きや相乗効果を生み出すためにオフィスはどうあるべきかを検討することとなりました。

　文祥堂は、オフィスには社員同士が有機的に混ざり合い、つながりが生まれ、各自の意欲や思考が深まり業務に還元される仕組みが必要不可欠であるとご提案して、フリーアドレス（ABW）の考え方を基本としました。
　その中でも、組織・部門、役職を問わず気軽にコミュニケーションをとりやすくすることを目的としたエリア（HUB）、突発的なミーティングや相談・指導・教育を目的としたエリア（TEAM）より集中して業務を行えるエリア（FOCUS）を設け、各部門の拠点である（BASE）を中心に、従業員自ら業務内容に合わせて席を選択できるワークスタイルを実現しました。