Workplaces

セコム株式会社 様

高度な業務を支える、質の高い休息環境。
全国コントロールセンター 一斉リニューアルプロジェクト

リニューアルされた休憩室


日本のセキュリティサービスの先駆者であるセコム株式会社様。
全国に張り巡らされたネットワークを通じて、ユーザーに「安全・安心」を提供し続けています。
その中枢を担うのが、24時間365日稼働する「コントロールセンター(CC)」です。
異常信号を監視し、発生時には最寄りの拠点から緊急対処員を派遣するなど、高度なオペレーションを日々行っています。

今回、セコム様では、全国にあるCCのうち10拠点において、管制員の方々が使用する待機・休息スペースの一斉リニューアルを
実施されました。
快適な環境づくりの背景、そして全国規模のプロジェクトを円滑に進めるための工夫について、総務部 管財グループのお二人に
お話を伺いました。

セコム株式会社 総務部 管財グループ 主任 樋泉(といずみ) 久さま(右) 、中山 恭貴(やすたか)さま






プロジェクトの背景


ー 女性の活躍推進と休息環境の改善を両立 ー



中山様
コントロールセンターは24時間体制での勤務が中心で、これまでは男性が大半を占めていました。
しかし、会社として女性の活躍を推進する中で、女性管制員の採用を本格化していく方針となり、男女問わず快適に働ける待機・休息スペースの整備が必要になりました。
また、内装の老朽化も進んでいたため、全国一斉リニューアルを行う計画としました。


樋泉様
高度な判断と迅速な対応が求められる職種のため、採用や定着も容易ではありません。
離職防止の観点からも、質の高い休息環境を整備することが重要でした。



主なオフィスの課題

  • 女性管制員の増加に伴い専用スペースの必要性
  • 緊張感の高い業務に対し、十分な休息環境が整っていない
  • 採用難、離職防止への対応


リニューアル後の女性待機室


プロジェクトの進め方と体制


ー 全国拠点を横断した一体的な運営 ー
中山様:

今回の改修は、総務部管財グループが中心となり、全国の拠点を対象に進めました。
通常のオフィス改修とは異なり、社有・賃貸など条件が異なる複数拠点を同時に進行させる必要があり、入念な計画が求められました。
まずは管財グループのメンバーが全拠点を訪問し、現地のヒアリングを実施。
現地の声を踏まえた上で社内方針を策定し、基本コンセプトは統一させつつ、各本部の状況に合わせた改修としました。


推進の工夫


ー 意見を吸い上げ、協力体制を醸成。全国で統一感ある空間に ー


中山様
当初はコストに対する懸念もありましたが、実際に現地を確認しながら議論を重ねることで、現地と課題の共有・理解することができました。

樋泉様
社内には「備品を大切に長く使う」という風潮があり、新規導入には慎重な面もありました。
しかし今回は、働く環境の質を上げることが採用や定着につながると認識が広まり、社内の協力体制が整いました。







 
  
各拠点の休憩室:自然を感じる素材を使用し、温かみのある空間となった






パートナーとの協働体制


ー 全国プロジェクトを支える統括パートナーの役割 ー

中山様
通常の改修であれば、地域ごとに取引業者へ依頼するケースが多いですが、今回は全国一斉の改修であり、短期間で統一された品質を保つために、1社で統括して進める方針としました。
また、セキュリティ企業としての特性上、機密性や現場管理の厳格さを理解して対応できるパートナーであることも重視しました。
そこで、文祥堂様であれば、全国拠点のスケジュールや要望を一元管理し、物件オーナーや管理会社との調整、設計・施工までを一貫してサポートして頂けると考えました。
結果として各拠点の要望を反映しつつも、全体で統一感のあるデザインにまとめることで、全国規模のプロジェクトを円滑に完了することができました。

樋泉様
統一感のあるデザインと、拠点ごとの個性を両立した空間が実現しました。




空間デザインのポイント


ー オンとオフを切り替えられる環境づくり ー


中山様
管制員の業務は、常に集中力が求められます。だからこそ、休息の質が重要です。
内装には自然素材を取り入れ、リラックスできる雰囲気を重視しました。
また、ベッドには個別照明・電源を設け、プライベート感を確保しています。

樋泉様
以前の待機室はパイプベッドが並ぶだけの環境でしたが、今回の計画では女性用にはシングルベッド、男性用には耐久性の高い二段ベッドを採用。
さらに、スペースの確保が難しい一部の拠点では、カプセルタイプのベッドも導入し、快適な空間を確保しました。



女性待機室:

温かみのある落ち着いた雰囲気の内装で、リラックス効果を高める
男性待機室:

耐荷重の高いベッドを導入し、プライバシーに配慮した空間作り


リニューアル後の反響


ー 快適性が職場の一体感と意欲を生む ー

中山様
執務エリアから完全に独立した休憩室を確保したことにより、誰もが食事や休息に利用できる空間が生まれました。
「気持ちが切り替えられる」「雰囲気が明るくなった」といった声が多く寄せられています。
緊張感のある職場だからこそ、休息空間が心身のリフレッシュに直結しています。

樋泉様
社内報でも毎回大きな反響があり、「次は自分の拠点がリニューアルされるのか」と話題になるなど、
社内全体の期待も高まっています。
また、壁面に設置したモスアートでは、コーポレートシンボルのフクロウを天然の苔で表現。
拠点ごとに異なるデザインが彩りを添えています。
さらに、時間帯に応じて照度や色温度が変化するサーカディアン照明や、BGM・小上がりスペースなども一部で導入。
これらの工夫により、空間が社員同士の交流や一体感の醸成にもつながっています。


拠点ごとに個性のあるモスアートが彩りを添える


得られた効果


・十分な休息環境の整備により集中力・意欲が向上
・職場の雰囲気が明るくなり、一体感が生まれた
・採用活動時における企業イメージが向上
・離職率の改善への寄与




今後の展望


ー 快適な環境を起点に、さらなる改善へ ー

中山様
リニューアルで終わりではなく、きれいになった空間をどのように活用していくかが次のテーマです。
今回の取り組みをきっかけに、各拠点のあり方や業務環境の再整理も始まっています。
今後も、“オンとオフ”の切り替えを意識した執務環境づくりを進めていきたいと考えています。

樋泉様
CC以外でも事業所の環境改善は必要と考えており、より働きやすい職場づくりを進めていきたいと思います。


概 要


業種:セキュリティを中心とした総合サービス業

拠点名:全国10箇所のコントロールセンター

プロジェクト期間:2023年6月〜2024年11月

担当部署:セコム株式会社 総務部 管財グループ様


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