Workplaces

パナソニック エナジー株式会社 和歌山工場 様


働く人に寄り添い、地球環境と
グローバル市場を見据えた成長戦略の実現を目指す新工場





 人々の日々の暮らしを支える乾電池をはじめ、幅広い分野の社会インフラを支える産業用電池、車載用電池等のBtoB事業をグローバルに展開するパナソニック エナジー株式会社様では、豊かなくらしと環境が矛盾なく調和する持続可能な社会の実現に貢献することをテーマに掲げてこられました。
 新規生産設備を和歌山工場に設置するにあたり、従業員事務所の新設が計画されました。高い社会的使命を実現する業務に携わる人材にとって、より心地よく快適に執務できる付加価値のある事務所とするため、機能性・意匠性の高いオフィスづくりを目指しました。
 コンセプトとして、地域の自然と文化を象徴する「熊野古道」の世界を設定し、深い森と豊かな自然の息遣いが感じられるような内装となりました。環境への想いを新たに、エナジー事業を担うワーカーの皆様が心を一つにし、豊かな気持ちで柔軟に業務に取り組む環境が構築されました。

 


オフィスの方針  

和歌山を象徴する世界遺産「熊野古道」をコンセプトに、地域の伝統や環境をリスペクトするデザイン

事務所エリアは、柔軟な働き方を実現できる空間に

ワーカーが健康を保ちながら生き生きと働き、自然環境との共生への想いをひとつにできるオフィスに

エントランス


自然への畏敬の念をかきたてる「守り木」に迎えられるエントランス。


熊野古道の世界を表現

吹き抜け空間には神秘的な森のグラフィック、
苔むした石畳の道、石灯籠などを配し、来訪者を熊野古道へと誘う。




商談コーナー


ラウンジを併設した「桜」ルーム。


エントランスから続く商談コーナー。
石畳をイメージした通路から、和の意匠の商談ルームが展開する。
ガラス壁は透過度を調節できる仕様。




桜」ルーム内のラウンジ


内部は調光機能を備え、
和の意匠を凝らしたプレゼンテーション空間となっている。
サインも和の意匠で作成。



事務所


ナチュラルなテクスチャのカーペットをコーナーごとに貼り分けし、
業務に応じて席を選べるオフィス。






室内は背の低い収納やグリーンによって緩やかに仕切られているが、見晴らしがよく、チームの一体感を感じられるデザインとなっている。




会議室、更衣室や、職員のリフレッシュなどの機能を備える事務所エリア。









職員用会議室や売店。デスク天板や店舗什器も木目で統一、暖かい雰囲気で、くつろげる空間となっている。









食堂



間仕切りには杉材のルーバーをめぐらせ、木の香あふれる空間となった。
障子で仕切れる小上がりや窓側のカウンター席など、多様な席で食事を楽しむことができる。

概 要


業 種:電池等の開発・製造・販売

拠点名:和歌山工場

工事期間:2023年5月〜2023年10月(5ヶ月)

竣工時期:2023年10月

所在地:和歌山県紀の川市

文祥堂の業務担当:コンストラクションマネジメント、内装、間仕切り(設計&PM:福西電機)

 


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