Workplaces

ケネディクス株式会社 及び関係会社3社 様

より「自律・選択」して働き、多様な働き方をかなえるオフィス



  ケネディクス株式会社様は、国内最大級の不動産アセットマネジメント会社として着実に業務を拡大、成長を続けておられます。
 コロナ禍を経て、リモートワークの選択肢が広がった一方、対面での交流による想いの交換やアイデアの共有が大切であるという認識のもと、リアルなコミュニケーションの促進や個人・組織の生産性の向上を目的に、ABW型ワークプレイスへの全面リニューアルを決定されました。
 ケネディクス様と関係会社3社でスペースを再編し、フロアを増床。顧客資産の運用や個人情報等、高度な守秘性を要する情報を取り扱うことから、グループ各社で専有する空間と全社で共有する空間を明確に区分した上で、適切なルール設定のもと、大幅に拡充した全社共有スペースにABWを採用し、グループ全体でのワーク環境の向上を目指しています。

本件に関わる要件
・ケネディクス様含む4社でスペース再編
・フロア増床
・守秘性の高い情報を取り扱う業務を行う
・ABWの導入

オフィスの方針

組織内外の対面コミュニケーションが活性化するオフィス

ストレスのないWEB会議環境の実現(豊富なスペースと通信機器)

グループ共通でのファニチャー、ワークツール等のハイスペック化

どこよりも効率があがり、快適に執務できるオフィス

 新たな共有スペースでは、メンバー同士が偶発的に出会い、交流できる多様な仕掛けを盛り込んだラウンジスペース、組織を問わず活用できるミーティングスペースを充実させ、ハイスペックな機器を社内スタンダード化してどこの席でも快適に業務ができる執務環境を構築しました。
 このたびのオフィス再編に際して文祥堂は、工事と移設の計画から内装設計、ICT環境構築までをトータルでサポートさせていただきました。 
 個人と組織のフレキシビリティを一層推進する新しいオフィスでは、多様な人材の交流による、テクノロジーの進化をとらえた新規事業の創出などが今後ますます期待されます。

6F共有スペース・ゾーニング

交流のためのコミュニケーションスペースを大幅に拡張し、グループ共用の会議室を組み込んだ、新共有スペース。
多目的に活用することで、執務に多様性をもたらすレイアウト。
ラウンジではグループ関係者がリラックスしながら交流し、新たな気付きや共創が生まれ、生産性の向上につながる空間を目指した。
また、スペース内を地球上の各エリアになぞらえ、ミーティングスペースの意匠におとしこむことで、部屋ごとに全く異なる印象を与え、来訪者の意識に働きかける空間となっている。

ミーティングスペース
エリアごとに世界の国や都市をイメージして
内装をデザイン。
執務エリア(オープンデスク)
全席モニターを完備、
ハイスペックな通信環境で快適に執務
ラウンジエリア
各組織から人が集まり、
自由に交流、刺激を与えあう空間

増床計画の流れ


2023/02〜:増床フロア工事開始
       D社 他のビルより移転
       B,C社 フロア移動

〜2023/08:高集中エリア新設
       A社リニューアル

2023/09〜:新共有エリア工事
〜2023/11:竣工




6F共有スペース - 執務エリア


カーペットの貼りわけでエリアを区分、柔らかな印象の木目什器が通路との仕切りになり、オープンデスクがダイナミックに配置されている





カーペットの貼りわけでエリアを区分、柔らかな印象の木目什器が通路との仕切りになり、オープンデスクがダイナミックに配置されている。

執務エリアでは全ての席にディスプレイを用意

座りすぎを改善し、健康増進と集中力アップを実現するスタンディングデスクや、
個別作業に集中したい時に選択するパネルつきオープンデスクなどのエリアを備えている。

6F共有スペース - ラウンジ


コーポレートカラーであるブルーをメインにあしらい、木製ルーバー等で軽やかに区分けされた「ラウンジ」。







気分を変えての作業や気軽に雑談して交流できるよう、 BOXシートやオープンテーブル席、カフェカウンター、ハイカウンターなどバラエティ豊かな設えで、
多様なコミュニケーションを促す。

6F共有スペース - ミーティングエリア


 幅広い需要に対応し、世界の国名や都市名を冠する12の会議室を設置。






カーテンを利用して密閉度合いを調節できるセミオープンエリア、WEB会議用に背景の造作を施した部屋なども。
 壁面クロス等の内装はネーミングの由来となった国名や都市名からイメージしたそれぞれ異なる意匠をセレクトし、豊かなイマジネーションが喚起される空間となっている。

5F-高集中エリア

 5Fには個別集中執務用のスペースを新設、静かで落ち着いた環境で、視線を気にせず業務に没頭できる空間です。

ケネディクス株式会社様 専有エリア

 フリーアドレス化し、ミーティングスペースを削減、
窓側の間仕切りがなくなり、日比谷公園を望む眺望が楽しめるカウンター席をはじめ、
セミクローズ席やWEB会議ブースも備えたオープンなオフィスにリニューアルしました。



豊かな交流と活力を生む場が誕生

概 要


業 種:アセットマネジメント事業、不動産関連事業、不動産投資事業 等

拠点名:本社

人数規模:約300名  5,204.28㎡/ 約1,574坪  (増床前:3,124㎡ / 約945坪)

プロジェクト期間:2022年8月〜2023年11月(16ヶ月)

竣工時期:2023年11月

ビル情報:東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント

文祥堂の業務担当:プロジェクトマネジメント、コンストラクションマネジメント、設計、内装、間仕切、什器調達・納品、移転、LAN

(※6F共有スペース基本設計:GARDE) 実施設計は文祥堂が担当いたしました

 


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