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中野区役所 様



未来に開かれた新庁舎が誕生。
行政を安心と安全で支える集密書架。


特徴1 空間を最大限に活かした棚配置
特徴2 安全性と使いやすさを追求した電動書架
特徴3 全ての棚にサインシートを貼り付け、識別を助ける
 中野区様では、中野駅周辺のまちづくりを進める中で、今後の自治体本庁舎の果たすべき役割を検討し、ICT技術の発展に対応し、来訪者の利便性を高め、災害時には活動拠点として、またひとが集い交流する場となる、新庁舎整備計画を進めてきました。
 2024年、中野四季の森公園に隣接する場所に、「構造・意匠・環境が三位一体となって相乗効果を発揮する安全で環境にやさしい庁舎」をデザインコンセプトとした新庁舎が竣工、相談窓口を集約し、環境・災害対応・業務継続性を高いレベルで実現する建築となっています。
 この新庁舎の地下2階に、書庫が設けられ、空間をいかした集密書架を設置いたしました。室内の構造柱や配管を回避しつつ最大限の収納量を確保できるよう計画され、棚の高さ2,885mmにゆとりある7段の段組で文書保存箱を主に収納する仕様となっています。
 棚本体にも充実した耐震機能を持たせ、末長く安全、安心にご使用いただけるようにしています。



地下2階 文書庫

設備機器や通路を考慮し、空間を効率的に利用できる棚配置を工夫しています。
壁面に沿った空きスペースにも固定書架を設置。
構造柱にかかる棚は棚の幅と連数を調整し、最大の収納量を確保しています。







書庫平面図
壁面の空きスペースに固定書架を設置

基本6連設置の棚を、構造柱にかかる箇所は5連に調整し、空間を最大限に活用

収納物を守る安心機能


・棚の散開機能で、収納物の密集を緩和し、通気性を保って保管します。

・天井高を生かし、高層式となっているため、一連おきにブレースを入れ、強度を高めています。

・上部2段には、落下防止バー(手動式)を設置、積載物の落下を防ぎます。







安全/快適使用のための機能


・既設の床に敷設するパネル床上タイプレール。
棚通路内もフラットに仕上げています。

・全ての棚板にナンバーを表示。ステッカーを作成し、ご希望の位置にあわせ見やすく施工しています。

・棚背面からの進入防止チェーンで注意喚起をしています。








概 要


所在地 :東京都中野区四丁目11番19号

納入年月:2024年4月

設置面積:約321.74㎡

納入品目:電動式集密書架エレコンパックneo

     定置棚BEスタック

収納物 :行政文書(文書保存箱)

収納数 :約10,367箱


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