【オフィス改善】リフレッシュスペースの役割やおすすめの家具・設備について解説
オフィスのリフレッシュスペースは、働きやすい職場をつくるために欠かせない場所の一つです。
オフィス環境の改善に携わる担当者のなかには、「ワーカーのために快適なリフレッシュスペースを新たに設置したい」「リフレッシュスペースのインテリアを変えたい」と考えている担当者の方もいるのではないでしょうか。
快適かつ使い勝手のよいリフレッシュスペースを設けることで、従業員満足度の向上をはじめ、生産性向上や業務効率化につながることが期待できます。
そこで本記事では、オフィスにおけるリフレッシュスペースの役割や空間づくりのポイント、リフレッシュスペースにおすすめの家具・設備について紹介します。
目次[非表示]
- 1.リフレッシュスペースの役割とは
- 2.快適なリフレッシュスペースをつくるポイント
- 2.1.①動線や周囲の環境を考慮する
- 2.2.②執務室と雰囲気を変える
- 2.3.③気分転換できる家具・設備を導入する
- 3.リフレッシュスペースにおすすめの家具・設備
- 3.1.息抜きできるバーカウンター・キッチン
- 3.2.体を休められるソファや寝ころびスペース
- 3.3.交流を促すアクティビティ設備
- 4.木のぬくもりに癒される『KINOWA』
- 5.まとめ
リフレッシュスペースの役割とは
オフィスのリフレッシュスペースは、ワーカーが仕事の息抜きをする場所として、疲労を軽減させたり、気分転換を促したりする役割があります。
ワーカーが効率的に仕事を行うには、集中力やモチベーションを維持することが重要ですが、休憩をしないまま仕事を続けると、疲労が蓄積して業務効率の低下につながる恐れがあります。そのため、定期的に業務から離れて、リフレッシュスペースで休憩することが大切です。
また、リフレッシュスペースは、ワーカー同士のコミュニケーションの場としての役割も担っています。休憩中や昼食時にさまざまな部署のワーカーと顔を合わせて、コミュニケーションが活発化することで、業務でも円滑なやり取りがしやすくなります。
そのほか、リラックスすることで新たなアイデアが生まれる可能性も高まります。さらに、魅力的なリフレッシュスペースは、オフィス環境が整っていることのアピールにもなるため、企業価値の向上にも貢献するといえます。
快適なリフレッシュスペースをつくるポイント
快適なリフレッシュスペースをつくる際は、誰でも使いやすく、リラックスできる環境を整えることが重要です。ここからは、リフレッシュスペースをつくるポイントを3つ紹介します。
①動線や周囲の環境を考慮する
1つ目は、業務スペースからアクセスしやすく、周囲の環境が気にならないような場所・レイアウトにすることがポイントです。
業務スペースから遠すぎない場所にリフレッシュスペースを設置することで、多くのワーカーに利用してもらえます。
また、人の行き来が多い場所だと周囲の視線や声が気になり、落ち着いて過ごせない方もいるため、場所の選び方にも注意が必要です。
動線や周囲の環境を意識した取組み例として、以下が挙げられます。
▼具体例
- 執務室から比較的アクセスしやすい場所に設置する
- 壁やドアを設けて、孤立したスペースにする
- オープンスペースに設置する場合には、仕切りや個人ブースを設ける
②執務室と雰囲気を変える
2つ目は、快適な空間で気分転換ができるように、業務スペースと異なる雰囲気にすることです。
リフレッシュスペースの目的は、仕事のオン・オフを切り替えて心身を休めることです。そのため、場所だけでなく視覚的にも変化を感じられる工夫が求められます。
以下の例のように、照明やデザインなどを工夫して業務スペースと異なる空間をつくることで、自然とオン・オフを切り替えやすくする効果が期待できます。
▼具体例
- 暖色系の照明を取り付ける
- 観葉植物や絵画などを飾って、視覚的に楽しめる空間をつくる
- リラックスできるBGMを流す
③気分転換できる家具・設備を導入する
3つ目のポイントは、リフレッシュスペースの家具や設備を工夫することです。
ワーカーの疲労を軽減して、ゆったりとくつろげる設備・家具を導入すると、心身のリフレッシュを促しやすくなります。
新たに家具を購入したり、設備を導入したりする前に、アンケートをとってワーカーの要望を聞いてみるのもおすすめです。
家具や設備の導入例として以下が挙げられます。
▼具体例
- マッサージチェアやストレッチグッズを導入する
- リクライニングチェアを設置する
- 温かみのある木材を使った家具を導入する
- 休憩時間に利用できる雑誌・書籍コーナーをつくる
- カフェカウンターを設置する
リフレッシュスペースにおすすめの家具・設備
リフレッシュスペースには、心身の疲労回復や気分転換に役立つ家具・設備を取り入れることが大切です。ワーカーに喜ばれる家具・設備を導入すると、従業員満足度やモチベーションの向上も期待できます。
ここからは、リフレッシュスペースにおすすめの家具・設備を紹介します。
息抜きできるバーカウンター・キッチン
リフレッシュスペースにおすすめの設備として、休憩中に利用できるバーカウンターやキッチンが挙げられます。
たとえば、フリードリンクを設置すれば、仕事の合間に一息ついて気分転換を図れる環境が整います。また、ワーカー同士が気軽に話しやすくなるため、コミュニケーションの活性化も期待できます。
▼オフィス家具・設備の導入例
- 手軽にカフェが楽しめるミニキッチンを設置する
- 自由に利用できるコーヒーメーカーを設置する
体を休められるソファや寝ころびスペース
ゆったりと体を休められるソファや寝ころびスペースもおすすめです。
ソファはリラックスしやすいデザインを選ぶことがポイントです。また、くつを脱いで横になれる仮眠スペースも、仕事の緊張感を和らげるために有効といえます。
▼オフィス家具・設備の導入例
- 昼食やミーティングに使えるソファテーブルを設置する
- 小上がりの畳スペース・フローリングスペースを用意する
- 仮眠できる個室空間を設置する
交流を促すアクティビティ設備
仕事の気分転換とコミュニケーションを促すための、アクティビティ設備を設置するといったアイデアもあります。
休憩時間に身体を適度に動かすことで、デスクワークで蓄積された疲れをリフレッシュできます。終業後の社内イベントや、新入社員との交流の場として活用することもおすすめです。
▼オフィス家具・設備の導入例
- 卓球台やビリヤード台を設置する
- 壁を利用してボルダリングを設置する
木のぬくもりに癒される『KINOWA』
文祥堂では、日本の木材を使用したオフィス家具『KINOWA』を提供しています。KINOWAの特徴は、山林をメンテナンスする際に発生する間伐材を使用していることです。
自然の木からできたオフィス家具は、優しい風合いと温かみのある素材感で、リラックス空間を演出してくれます。
無垢素材の家具は高額になりがちですが、KINOWAの家具は間伐材の素材の形を活かして加工を減らすことで、リーズナブルな価格とシンプルなデザインを実現しました。
また、接着剤を使用していないため、人にも環境にも優しいことが魅力です。限られた木材資源を大切に使用するという点において、SDGsへの貢献も期待できます。
ここからは、KINOWAの家具を紹介します。
▼角材とLEDを組み合わせた照明『BEAM』
こちらは、角材の背割りにLEDライトをはめ込んだ照明です。暖色系の照明の光と無垢の素材で、柔らかな空間を照らしています。
▼丸太をカットしたスツール『CHOP』
こちらは、丸太をそのままカットして作られたスツールです。背もたれのないスツールは、ちょっとした腰掛に活用できます。
また、丸太の大きさや木目などは、一つとして同じものはありません。木材ならではの豊かな表情が、味わい深い印象を与えています。
そのほかのプロダクトや納入事例については、こちらからご覧ください。
まとめ
この記事では、オフィスのリフレッシュスペースについて以下の内容を解説しました。
- リフレッシュスペースの役割
- 快適なリフレッシュスペースをつくるポイント
- リフレッシュスペースにおすすめの家具・設備
- 文祥堂が提供するオフィス家具『KINOWA』について
オフィスのリフレッシュスペースは、ワーカーの疲労軽減や気分転換を図るために大切な場所の一つです。快適なリフレッシュスペースをつくることで、業務の効率化やモチベーション向上、従業員満足度の向上などが期待できます。
今回紹介したポイントやおすすめの家具・設備を参考に、ワーカーに喜んでもらえるリフレッシュスペースの改善を行ってみてはいかがでしょうか。
リフレッシュスペースの導入効果や事例について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご一読ください。