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※本講演は終了いたしました



ブロックチェーンがもたらす働き方改革

   ブロックチェーンがもたらす働き方改革
    ビジネス活用で大きな可能性があるブロックチェーン。
    ビジネスに携わる人は、ブロックチェーンの考え方について理解しておく必要があるでしょう。
    本講演では、ブロックチェーンの最新動向やどのように活用すればよいかを、わかりやすくご紹介します。

<セミナーレポート>

「ブロックチェーン」の考え方や、社会・産業・働き方に与える影響について学べるセミナー

講師はテクノロジー、DX、イノベーションのスペシャリストで、第一生命経済研究所の主席研究員である柏村祐さん。
今回は、近年注目を集める「ブロックチェーン」の基本的な考え方や、社会や産業、働き方に与える影響などを、具体的な事例や動画を用いてご解説いただきました。


セミナー冒頭では近年の驚異的なテクノロジーの進化についてご解説いただきました。「パソコンやインターネットが登場して以降、変化のスピードが加速している世の中で生き残るためには、変化対応力が求められる」とのお話がありました。

続いて本題である「ブロックチェーン」についてご解説いただきました。

ブロックチェーンという言葉は聞いたことがあるけれど、それは仮想通貨の技術のことなのか、あいまいでよくわからない方も多いと思います。
今回は基本的な概念を中心にご解説いただきました。

ブロックチェーンとは一言でいうと「みんなが共有する台帳」のことです。
これまでのように中央管理型で管理者(国や企業)など権威者のみが取引履歴を管理することで保証するのではなく、分散型のブロックチェーンでは利用者が取引履歴を共有することで保証をする仕組みのことです。

情報を分散管理することで、中央管理型で起こりうるデータ消滅のリスクを回避することができ、さらに誰もが情報を公平に活用することができます。

さらにブロックチェーンの基盤となる技術の概要についてビットコインの事例を用いて、ご解説いただきました。

ブロックチェーンでは取引履歴が「オープンな台帳」に「ブロック」と呼ばれる単位で格納されており、「ナンス値」によってつながることで、情報が正確で改善しにくいという構造が作り上げられています。

ブロックチェーンは仮想通貨のことと思われがちですがそうではなく、仮想通貨の中にブロックチェーンの技術が使われています。ブロックチェーンのテクノロジーは仮想通貨のみならず、サプライチェーンや公文書の管理などへの活用が可能であり、今後様々な分野での活用が見込まれています。

ブロックチェーンの技術が浸透すれば、現在取引に介在する様々な仲介者、銀行や企業などが不要になり、さらにシームレスでスムーズな取引が可能になると考えられます。

後半では具体的な世界の事例を用いて、ブロックチェーンの技術の活用シーンやトレンドについてお話いただきました。

中国のデジタル人民元やカンボジアのバコン、リブラ、ビットコイン等のデジタル通貨や、大学・ビジネス・公証・医療など記録情報の管理活用分野、さらにブロックチェーンとスマートコントラクトを活用した新しい医療保障サービスなどをご紹介いただきました。

今後これらの技術がさらに浸透することによって、ビジネスや産業、社会の仕組みが大きく変わる可能性があります。

働き方改革においても、この大きな変革の流れを意識しながら、企業経営にもテクノロジーを積極的に取り入れていく姿勢が求められています。



<質疑応答より>
文祥堂: ブロックチェーンはインターネットに匹敵する革新的な技術と聞きましたが、単なる技術改良ではないのでしょうか。

柏村様:
 技術改良だと思います。これまでにあった技術を組み合わせることによる技術改良だと思います。

文祥堂: ブロックチェーンはいいこと尽くしのようですが、デメリットはないのでしょうか。

柏村様:
 処理能力がまだ低く、いろいろな制約が課されています。そのため社会基盤に実装するまでに追いついていません。

文祥堂: 役所の手続きなど、公文書におけるブロックチェーンの活用で効率化するのでしょうか。

柏村様:
 現状では今までの仕組みでなんとか回っているので、それを変えるのはなかなか難しいでしょう。カンボジアの事例のように何らかの危機感や目的を持っている場合などは浸透しやすいと思いますが、効率化という動機だけで浸透するのは難しいと思います。
文祥堂: 仮想通貨は通貨たり得るのでしょうか。

柏村様:
 通貨とは何かという話になってきますが、中央銀行が発行しているものが通貨とすれば、通貨ではないと思います。ただ現状アメリカなどでは実際のドルと連動したものもありますのでそれを通貨と捉えることもできます。

文祥堂: 日本でのブロックチェーンの活用はどのくらい進んでいるのでしょうか。

柏村様:
 日本ではまだ実証実験レベルであり、地域通貨などを実験的に行っているところもありますが、みんなが知っており、幅広く使えるようになるには、社会のニーズが高まる必要があると思います。

今回は「ブロックチェーン」の基本的考え方や、社会や産業、働き方に与える影響などをわかりやすくご解説いただきました。
今後も文祥堂では定期的に働き方やオフィスに関わる最新情報を発信していきます。
次回のウェビナーにもぜひご期待ください!

セミナー概要

開催日時 2021年 1月28日(木)16時~17時

 

講師 柏村 祐 氏
第一生命経済研究所

プログラム

  • 16:00 - 16:45 講演:ブロックチェーンがもたらす働き方改革
  • 16:45 - 16:55 質疑応答
  • 16:55 - 17:00 文祥堂紹介
  • 17:00     終了

開催方法

ウェビナー(Webセミナー)にて開催

配信ツール:zoom

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